その水道代は実際に可能なのかちょっと計算してみた

鳥取県倉吉市の一般家庭に、上下水道2カ月分の請求予定額を誤って約3700万円と記載した通知が届いたことが4日、分かった。

 同市水道局によると、検針員が8月13日に6、7月分の使用水量を調べた際、検針用の端末に130立方メートルと入力するはずが、誤って8万8130立方メートルと入力。上下水道料金として、計3731万8741円の請求予定額を記入した「水道使用水量のお知らせ」を置いて帰った。

 14日にこの家から「おかしいのではないか」と問い合わせがあり、発覚した。端末は前回の使用量の2倍を超える数値を入力すると警告音が鳴る仕組みだが、検針員は気付かなかったという。

 倉吉市水道局は「こんな数字を出してしまい情けない。大変申し訳ない」と謝罪した。

水道代3700万円! 鳥取、一般家庭に誤請求

3700万円ってすごいな。おい。
こんな額の請求がきたら、うちなんかあっという間に破産だよ。
さらに金遣いが荒いって離婚届を突き付けられそう。新婚なのに!ただの水なのに!
というわけで、実際にこの水道代は可能なのかちょっと計算してみた。


蛇口から出る水道量はだいたい1秒間で132mlらしい。
ということは、水道を蛇口からジャージャー出しっぱなしにした場合、
1分間で7.92リットルで、1時間では475リットル、1日では1404.8リットル、1か月(30日)では342144リットルだ。
これを立法メートルに直すと342.144立法メートル。
ニュースで請求が来た88130立方メートルを、
上で出した水を出しっぱなしにした場合の一日当たりの水道量である342.144立法メートルで割ると257.581603067714。
つまり257個の蛇口を1ヶ月間出しっぱなしにしないとありえない請求額ってことだ。
ニュースの請求は2か月分ってことだから、2で割っても128個。
どんな豪邸でも128個も蛇口があることはないだろうから、つまり不可能な数字。
大体某議員の水道代が年間500万であれだけ騒がれたんだから、
たったふた月でこの値段って計算するまでもなくありえないよな。


追記
イグアスの滝は1秒間で1万立方メートルあるらしい。
ってことは9秒間で今回の請求額を超えるってことか。
南米の自然はスケールが違うなあ。