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ショート・カッツ [DVD]

ショート・カッツ [DVD]

レイモンド・カーヴァーのいくつかの短編を合体させた映画。
レイモンド・カーヴァーの小説はどこにでもいるような家族や夫婦が主人公であることが多いのだけど、
その家族がいくつか出てくるって形になっていた。
小説の映画化ってその小説を愛する人から観ると納得できないものになっていることが多いけど、
レイモンド・カーヴァーをそこそこ愛する私にとってもなかなか面白いつくりになっていたので、
この映画化は成功例じゃないかと思う。
レイモンド・カーヴァーが描く、
アメリカのどこにでもある日常に異物がいつの間にか入り込んでくる気持ち悪い感じが、
少しだけコミカルに描かれていて面白かったと思う。
ただ、3時間を越えるのはどうかと思ったけど。