大久保ひとりご飯 その2

昨日の純豆腐チゲで、私の中の辛いもの熱にすっかり火がついてしまったので、今日もチゲを食べに行く。
今日は「ピョジュバク」という韓国人のおばあちゃんが一人でやってる定食屋。
韓国人率は昨日の店よりぐっとあがって98パーセントくらい。
というか、この店でかつて日本人に会ったことがない。
お店のおばちゃんが殆ど日本語ができないのでまあ当然かも。
昨日は純豆腐チゲを食べたので、今日はキムチチゲを食べることに。
キムチチゲを注文すると、おばちゃんは何も言わず電話をかけだした。
「え!まさか、どこかに注文?」と思いきや、電話をしながら料理を作っていたようだ。
しばらくするとキムチチゲが運ばれてきた。

昨日ほど辛くないけれど美味しい。
よく、チゲのキムチは漬かって酸っぱくなったのが合うというけれど、
酸味が出たキムチはどちらかというと苦手な私でも、
「ああ、確かに酸っぱいキムチの方が美味しいわ」と思える正統派のチゲだった。
このチゲに、仏壇に供えるのかと突っ込みたくなるほど大盛のご飯(しかもお替り自由)がついて900円。
この店、階段下のにある6畳くらいのお店でテーブルは2つしかない。
そして、素麺や扇風機、その他ワケの分からないものが店中に散乱している。
初めて行った人が「間違えて裏口から入っちゃった」と思うような感じなのだ。
しかも、おばちゃんが日本語が出来ないし、お客は韓国人ばかりなので、
分からないことがあっても誰にも聞くことはできない。
私としては、そういうディープなところは平気なんだけど、
衛生的に問題有り気な感じが引っかかるんだよな、いつも。

ピョジュバク  
住所:新宿区大久保1−16−19
電話:03-5285-1262 
営業時間:11:00〜23:00